最新の研究成果が『ネイチャー』誌に掲載されました。
ビッグバンから約7億5千万年後の宇宙初期の時代に、銀河と超巨大ブラックホールをつなぐ重要な「ミッシング・リンク」と考えられる、ユニークな天体を発見しました。
私は主執筆者としてリードこそしましたが、ハッブルの全アーカイブを解析していた同僚のGabe Brammer氏の卓越した技術に始まり、所属する研究機関DAWNの素晴らしいチームワーク、いつも気さくなイタリアの理論家の迅速なサポートでプロジェクトが大きく育ち、こうした成果に繋がりました。 偶然に思いがけないものが見つかる観測の面白さ、力を合わせることで生まれる研究の醍醐味を再認識しました。
各研究機関プレスリリース: NASA/STScI, ESA/Hubble, NOEMA, NAOJ/Subaru, Niels Bohr Institute/DAWN, INAF, Sapienza Università di Roma, and CAB/CSIC-INTA.